真面目な男性をダメ男に転落させた共依存の女性を救う方法
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共依存の女性はダメ男を好きになりやすい。でも初めはダメ男ではなかったのに、共依存の女性と付き合ったばっかりに、ダメ男に転落する男性もいます。

そうなんです。共依存の特徴を持っている人というのは、誰と付き合っても、同じように恋愛し、相手をダメ男へと変化させてしまう、恐ろしい特性を持っているのです。

今日はそんな一例をご紹介します。

真面目な公務員の男性が結婚を機に変わってしまった

Kさんは大学を出て公務員として働く真面目な男性でした。仕事でも信頼が厚く、昇進も間近という時に、職場に仕事で出入りしていたYさんとお付き合いをはじめました。

Yさんは気配りが上手で、笑顔の優しい女性でした。恋愛もうまく進み、幾度となく喧嘩もありましたが、その度にお互いの仲は深まり、2人とも自然に結婚へと意思が向いていきました。

Kさんのたっての希望でYさんは入籍後は専業主婦として家事に専念することに。絵に書いたような幸せな結婚生活でした。

Kさんに起こる異変

結婚して間もなくKさんが昇進を果たすと、Kさんに異変が起きるのです。昇進を期に仕事量の増加、部下の取扱、上からのプレッシャーなどで心身共に疲れが目立ちました。

Kさんはそんな疲れを癒やすため、帰宅後は晩酌を欠かさずするようになり、その量も日を追うごとに増えていきました。

YさんはそんなKさんに対し、仕事の愚痴を聞いたり、ねぎらったりすることで、サポートしていましたが、そんなYさんに対しKさんは次第に不満をもつようになるのです。

「専業主婦で家でゴロゴロしてるお前に、俺の苦労がわかるか!」

その言動は段々とエスカレートしていきました。ときには暴言を吐きながら、皿を投げたり、Yさんに手をあげることもありました。

道で酒を飲む男性

おかしい状況をおかしいと思わなくなる

Yさんは友人に相談しましたが、友人は「そんな暴力を振るうような人とは別れたほうがいい」とアドバイス。しかしYさんは「でも本当の彼は、とても優しい人。今は疲れているだけだと思う」それ以降、YさんがKさんのことを人に相談することはなくなりました。

Kさんのお酒の量も日に日に増えていき、暴言・暴力も増えていく。お酒が抜けないからか、仕事に出かける時もお酒の匂いがする日があったり、体調が悪くて欠勤することも増えました。

Yさんは献身的にKさんを支えようとしました。いくら暴言・暴力を振るわれたところで、常にYさんが思っていたことは「この人は本当は真面目で優しい人。辛い時は私が支えてあげなくちゃ。私がいなかったら、ダメになってしまう」

怒る男性

深い呪縛から卒業することは簡単なことではない

Yさんのご両親がこの危機的状況に気が付き、仲介に入ったことをきっかけに、2人は離婚という決断に至りました。

Kさんは離婚後、一定期間仕事を休職して、アルコール依存の支援団体が主催するグループセッションなどに参加し、現在は全くアルコールに頼ること無く、仕事に復帰しています。

離婚しても気持ちを切り離すことは相当の時間がかかる

離婚はしたけれど、生活も仕事も安定し、普通の生活を送っているKさんに対して、Yさんの状況はどうなったのでしょうか。

YさんはDVから逃れ、安全な生活を手にいれたことよりも、Kさんを支えきれなかった自分の不甲斐なさを責め続けていました。

そしてKさんのDVから逃れられたことで、精神的に落ち着いているのかと思いきや、1人になって誰からも必要とされないその無力感に押しつぶされそうになっていました。

誰からも必要とされていない=自分が生きている意味がない。生きている意味を見出すために、誰かを助けてあげなくてはならない。

今頃Kさんはどうしているのだろうか、私がいないとダメなんじゃないか、出来ることなら側にいてあげたい。

こう思いながらも、それが不可能なことだともわかっています。だからYさんはまた自分が世話を焼ける別の相手を探すのです。

悩む女性

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Yさんはなぜ自分を犠牲にしてまで相手に尽くすのか

離婚するまでのYさんとKさんの関係は、「親と子」です。世話を焼かなくてはならない親(Yさん)と、面倒をかける子供(Kさん)の関係が成り立ちます。

世話を焼くことが心の安定になる

YさんはKさんが明らかにアルコールに依存しているとわかっていながらも、毎日欠かさずお酒を用意します。

お酒を買って置いておく=Kさんが喜んでくれる。Kさんの役に立っていると思っています。

Kさんがお酒によって機嫌が悪くなり、Yさんに対して暴言や暴力をふるったとしても、Yさんは抵抗しません。

Kさんの暴言や暴力を受け止める=Kさんを支えられるのは私だけ。Kさんも必要としているのは私だけと思っているからです。

Kさんが立ち直ることがYさんの幸せではない

もしこの状態でKさんがお酒に頼るのをやめよう、Yさんに暴言や暴力を振るうのをやめようと改心したとします。

するとYさんはそれを嬉しく前向きに捉えるのではなく、自分を絶対的に必要としてくれていた人から見捨てられたと感じるのです。

どんなにひどいことをされても、この人には自分がいなくちゃダメなんだ、支えていかなければいけないんだという心理から、もはや自分を冷静に客観視する能力はなくなっています。

幼少期の親からの影響が共依存を生み出している

Yさんは両親と3つ上の姉の4人家族でした。姉は勉強もできて、礼儀正しく、しっかり者。一方Yさんは特に勉強ができるわけでも、得意なものがあるわけでもなく、あまり目立たない女の子でした。

兄弟と比べられることで生まれた歪み

そんなYさんに両親は「お姉ちゃんを見習って、ちゃんと勉強するのよ」「お姉ちゃんはしっかりしてるのに、あんたは・・・」といつも姉と比較されて育ちました。

そのようにして育てられたYさんは、自分に自信が持てなく、「どうせ・・・」という気持ちが大きいまま、大人になりました。

本当はもっと認められたい、必要とされたいという強い欲求があるのに、親から認められず、受け入れられてもらえなかったYさんでしたが、Kさんとの恋で、Kさんから必要とされ、結婚まで結びついたことが1つの自信になったのです。

姉妹

自分が手に入れた幸せは、永遠に続くことはない

しかしYさんには常に不安がつきまといます。いつかこんな幸せな日々も、壊れてしまうときが来るのではないだろうかと。

これは幼少期に必死に親に見捨てられないように、言われた事に対して従っていたり、両親の機嫌を取ることで関係を保っていた事に原因があります。

だから結婚して別の人間関係ができているバズなのに、YさんはKさんの愛が離れていかないように、両親と同じような手段でKさんを追いかけるのです。Kさんに喜んでもらえそうなことを率先して行い、Kさんが望みそうなことをあれこれ準備したりします。

Yさんが行ったそれらの行動に対して、Kさんが気が付き感謝をしているときはよいのです。それがKさんの仕事が忙しくなり、Yさんのことにまで気が回らなくなると、とたんにYさんは不満を持ち始めます。

自分が与えたもの以上のものを要求する

「私はいつもこんなにも尽くしているのに、感謝されない」「私はKさんのために、こんなことしたのに、わかってくれない」こうして些細なことが喧嘩となり、ここで初めて価値観が違うことを知るのです。

仮にKさんがYさんに対して、常に感謝の気持ちを表し、Yさんが求める見返りを返していたとしても、決してYさんがそれに満足することはありません。いくら与えても、結局Yさんにとっては不安でしかないのです。

しかし本来、相手のために何かをしてあげたいという欲求は、見返りを求めず自らが行うものであり、やるかやらないかは本人が決めること。

でもYさんは認めてほしい、必要としてほしいという強い欲求があるので、Kさんのために邁進します。その空回りが、2人の間に溝を作っていきます。

狭い世界での価値観は相手も苦しめる

離婚する少し前まで、KさんもYさんも間違った価値観の元、行動をしています。Kさんもストレスからお酒に逃げるのは良くないし、Yさんに手をあげることもいけません。

しかし、Kさんもお酒に飲まれ、Yさんから世話を焼かれることで、その状態が居心地良くなり冷静な判断をすることもなく、奈落の人生を歩むのです。

YさんもKさんがアルコールに溺れていること、自分に対して暴言暴力を振るうことを良しとせず、相手に厳しく接すればいいものを、それをせずKさんを容認しています。

こうして共依存型の女性によって、歪められた女性を暮らすことにより、「本来人格に問題がなかったにもかかわらず、変わってしまう男性」がいるのです。

共依存の女性はどうしたら救われるのか

共依存から抜け出すことは、大変むずかしいし、時間がかかります。でも不可能ではないし、そこから抜け出すことにより、新しい人生がはじまります。

たぶん今の状況は、恋愛だけではなくて、色んな意味で生きづらい環境にあるのではないでしょうか。

共依存から抜け出すことは、恋愛や仕事、家族との関係やその他の人間関係においても、よい方向に改善されるだけではなく、自分にとって不要な人間関係を整理する上でも大変効果があります。

不要な人間関係を整理することで得られることは、自身の心の安定と、自己肯定感の回復などこれからの人生を健康な心で行きていくために必要なことです。

祈る女性

まとめ

私も長い間、パートナーに共依存し、苦しい恋愛と苦しい結婚生活を続けてきました。その時は見えなかった数々のことが、今では自分や周辺の事も含めよく見えるようになり、そして相手に依存することを手放した時から、自分らしい自由な生活を送れるようになりました。

苦しい思いをしているのは、自分だけではないという気持ちと、苦しい思いは少しの勇気によって、いかようにも変えていけるという自信をもって、ぜひ共依存と向き合ってみてください。

どうか心穏やかに過ごし、自分が幸せになるための恋愛をしていけますように。

 

 

 

 

 

 

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